-
JR四国 キハ185系 「アイランドエクスプレス四国II」
-
キハ185系
185系ディーゼルカーはもともと四国向けの特急列車用に製造されたが、その後に2000系ディーゼルカーの登場や車両運用の変更などにより余剰が発生した。このため、一部の車両はアイランドエクスプレス四国IIに改装された。基本的には過去に発売したキハ185系の色違いバージョンと見るのが良さそう。
キハ185系・側面
アイランドエクスプレス四国IIは客扱いを中間車のキロ186で行っており、両端の先頭車はあくまで乗務員室とトイレを用意するために連結されているといっても過言ではないようだ。よって、やはり目を惹くのは中間車のキロ186の車体の塗装である。ご覧の通り、美しく仕上げられている様子である。
-
JR四国 キハ185-20+キクハ32-501 「大歩危トロッコ」
JR四国 キハ185-26+キクハ32-502 「瀬戸大橋トロッコ」
-
キハ185+キクハ32
短い編成の特急列車にも仕立てることができるよう設計されているキハ185系であるが、普通列車に格下げされたものもある。トロッコ車両のキクハ32と組み合わせたトロッコ列車にも使われるようになった。キクハ32とセットにした「大歩危トロッコ」号、「瀬戸大橋トロッコ」号が製品化される。
-
JR西日本 キハ65形 「エーデル丹後」&「エーデル鳥取」
-
エーデル丹後
キハ65形ディーゼルカーを改造して作られたジョイフルトレインである。「エーデル丹後」は2両編成で、183系電車との連結が可能である。北近畿タンゴ鉄道に乗り入れを行っていたが、後継のタンゴディスカバリーの登場後は波動用に格下げされている。製品は、「エーデル丹後・シュプール」の6両セットとして発売予定である。
エーデル鳥取
同じく「エーデル鳥取」は5両編成であるが展望車への改造は両端の先頭車のみとなっている。同列車の廃止後は団体専用車として使われている。中間に連結されていた車両のうち1両は一足先に廃車となったようだ。製品は「エーデル鳥取」の4両編成でのセットとなる。
-
国鉄 DD51形 ディーゼル機関車
-
DD51-1登場時
DD51-1秋田機関区
ディーゼル機関車を代表する形式といっても過言ではないDD51形である。しかしながら1号機は第一次試作型で、ヘッドライトが丸状であることや、運転室上のひさしが無いなど、量産車とは異なる独特のスタイルをしている。実車は既に廃車され、碓氷峠鉄道文化むらに保存されている。模型は、登場時の茶色塗装、秋田機関区に所属していた当時の標準塗装の2形態が再現される。個人的に茶色塗装は惹かれるものがある。
DD51-3燃料タンク増設
DD51形3号機は第二次試作型で、ヘッドライト周辺のボンネットのデザインが改良されている。燃料タンクの増設なども行われており、先ほどの1号機とはまた違うスタイルを楽しめるだろう。実車は廃車されており、現在は営業線でお目にかかることはない。