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第28回鉄道模型ショウ2006レポート

GREENMAX(グリーンマックス)

 今回はJR西日本の103系や201系を始め、GREENAMXのブースは関西ネタが豊富であった。

新規発表品

 新規発表の製品は阪急電鉄2800系で、完成品モデルとなるとのことである。

ジオラマ

GREENMAXのジオラマ 古くからある都市というイメージ

 メインのレイアウトは昨年とほぼ同様のものである。全体的に昭和の香り漂う街並みだが、これだけ街並みが形成されると他社製品に負けず劣らず存在感はたっぷり感じられる。線路を走行しているのは新製品のJR西日本の201系体質改善車(いわゆるN30更新車)である。

東急新5000系シリーズ

GREENMAXの東急新5000系シリーズ 東急の新世代電車

 東京急行電鉄の新5000系シリーズである。いずれも完成品で東横線5050系を皮切りに、目黒線5080系田園都市線5000系と続々と発売されているが、まもなく横浜高速鉄道にも導入されている同型車・みなとみらい21線Y500系も発売予定だ。東急の電車はだいたいGMでしか製品化されないこともあり力が入っている様子である。しかしながら、老舗の大手メーカーの一般的な製品と比較すると金額設定は少々高めと感じるところ。田園都市線は10両編成だからフルで揃えるとなると金銭面が辛いかもしれない。

名鉄空港特急ミュースカイ

GREENMAXの名鉄ミュースカイ セントレアへ急げ!

 名古屋鉄道の空港アクセス特急「ミュースカイ」用の2000系電車である。2200系とは異なる青いカラーリングは赤い電車中心の名鉄では斬新である。3両基本セットと3両増結セットの体制で発売されたのだが、実車は1両増結されたため、セット内容の変更を余儀なくされた模様である。こちらも完成品であるが、日車夢工房との共同企画・制作となっているようだ。

JR西日本関連

 JR西日本独特の延命工事が施された103系(N40)201系(N30)が製品化となった。両者とも戸袋窓が封鎖されたり張り上げ屋根になったりと、基となるエコノミーキットを改造し、工作技術を身に付けるには打ってつけの題材であった。それがこのたび塗装済みキットとして発売となったわけだ。これで改造そのものに苦戦していた人も手軽に体質改善車が作れます、ということになる。103系は各色が展示されていたほか、201系の試作品も展示されており、JR西日本のネタが好きな人にとっては気になるところと思われる。

 なお、体質改善車に先駆けて発売されたのが播但線の103系であるが、これもショーケースに小浜線125系と共に展示されていた。また、ホビダスとのタイアップ企画の森ノ宮電車区の103系キットのセットについても展示があった。

阪神関連

 阪神電鉄の9300系5500系はショーケースの中に展示されていた。日本テレビ「鉄腕DASH」でTOKIOと5500系はスタートダッシュ競走をしたわけだが、5500系の俊足ぶりにTOKIOは完敗したんだよな、というエピソードを思い出す。

順路

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