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■ 鉄道車両・施設
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▲北越急行HOT7000系、キハ261系スーパー宗谷ほか
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▲キハ40系リゾートしらかみ「buna」
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▲東京モノレール(非可動)
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▲アーチ橋の存在はインパクト大。
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ジオラマ専門の会社だと思っていたら大間違い。そんな思い込みを覆すような車輌の完成見本が並んでいる。ジョイフルトレインやリゾートトレインといった車輌は綺麗なカラーリングが施された塗装済み精密レジンキット。基本的には限定品らしく、生産数が少ないらしい。北越急行HOT7000系を始め、どれもいい感じである。しかし、キハ261系「スーパー宗谷」だけはなぜか窓ガラスの入っていない見本だったため、なんとなく安っぽく見えた。
東京モノレール(写真左下)があって、一瞬何かと驚くところではあるが、残念ながらこれは非可動式の模型。建築模型などと似たような概念で作られているのだろうか。ただ、スケールが1/150になっているので、例えば浜松町周辺のジオラマを作るときにアクセントとなりそう。また、アーチ橋(写真右下)が何種類が展示されており、山岳線のジオラマには最適。ただ、形状から察してどういう路線の景色に合うのか、通の方は見た瞬間にピンとくるであろう。
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■ バス車輌・施設
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▲三菱エアロクイーンいろいろ。
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▲バス営業所などのジオラマ
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バスも精力的に発売しているが、昨年から登場した製品のひとつに三菱エアロクイーンがある。15種類の高速バス・観光バスがラインナップされているもので、この中には筆者の地元でも見たことありそうな東武グループカラーとか、長野旅行に行ったら絶対目にするアルピコグループカラーとか、JRバス、京急リムジンバス、京成カナックなどなど、興味をそそる一品が目の前にあった。
右の写真はそんなバスを飾るのによさそうな卓上サイズのジオラマである。どこかで聞いたことがありそうな城西観光バスと書かれている建物は見てのとおりのバス営業所。その右隣にあるジオラマはバスターミナルを模したものである。他社製品のバスと並べても楽しめそうだ。
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■ Bトレイン・ショーティー関連、および他スケールのストラクチャ
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▲川崎大師駅
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▲ぷちらまトレイン
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▲松ノ湯
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▲上総鶴舞駅
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左側の写真2枚はBトレイン・ショーティに台車などを取り付けてNゲージ化したものを飾るのにちょうどよい卓上サイズのジオラマ。「ぷちらまトレイン」などと呼ばれているシリーズである。京急川崎大師駅を模したジオラマはそれの少し大きいタイプ。ポイントを押さえてデフォルメされているところが良い一品。
右側の写真2枚は1/80スケールのストラクチャだけのジオラマ。「松ノ湯」は銭湯か温泉の建物のようである。また、「上総鶴舞駅」と題されたジオラマは関東の駅100選に選ばれた小湊鐵道の同名の駅を模したものである。
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■ そしてレイアウト
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▲名鉄谷汲線風レイアウト
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▲箱根登山鉄道風レイアウト
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ブースがそんなに広いわけではないため、レイアウトは円形配置のレールを周回するタイプのものが展示されていた。名鉄谷汲線風レイアウトと箱根登山鉄道風レイアウトがその一例で、季節感や沿線の雰囲気をしっかり掴んでいる。小さな世界にこれだけのものが凝縮されていると、見ているだけで十分に楽しめる。
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★ お品書き
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