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第26回鉄道模型ショウレポート

PART-2 MODEMO(モデモ/ハセガワ)、河合商会

2004年 7月29日取材
2004年 8月 2日作成

 ブースを時計回りに順に周っていく。まずは、地味ながらも個性的な商品展開をしていくMODEMO(ハセガワ)と河合商会である。

■ MODEMO(モデモ/ハセガワ)

 小型車、特に路面電車関連が充実しているMODEMOである。製品の展示は江ノ電を中心とした路面電車各種が中心となっているが、キハ35系シリーズもある。なお、写真を撮り忘れたためMODEMOの写真はない。

 江ノ電シリーズの新製品では300形の"チョコ電"塗装の発表があったところで、江ノ電ファンには見逃せない一品とみられる。この様子を見ていると、江ノ電はほとんど製品化しそうな勢いである。「路面電車のMODEMO」となっていくのだろうか。

 個人的にはキハ35系シリーズの続編が出てほしいところなのだが、ブースの雰囲気を察するに路面電車に特化していきそう。ガラスケースの中には歴代のキハ35系シリーズの製品が展示されていたが、一部の塗装、形式はすでに手に入りにくくなっているのが現状である。

■ 河合商会

箱庭シリーズ「田舎の駅」
▲箱庭シリーズ「田舎の駅」
河合商会のレイアウト
▲トラ90000はけっこうインパクトあり。

 貨車シリーズで攻め込んでくる河合商会である。当方はあまり貨車について詳しくないのだが、河合から出ている貨車を見ていると幼少の頃見かけた、かすかな記憶に残る貨物列車を組成できそうな気がして面白い。しかし、私くらいの世代になってくると、縁遠い貨物列車ともなってきているのも実情か。新製品の発表としては、トラ35000、トラ25000、トラ40000など。「貨車の河合」という印象である。

 ところで、箱庭シリーズの「田舎の駅」は前々から気になっている一品である。見ての通り、CROSSPOINTの小湊鐵道キハ200やMODEMOの関東鉄道キハ300を飾るのにはちょうど良さそうである。まだ購入したことがないので担当の方に箱の中身を見せてもらったのだが、駅舎は茶色成型の未塗装キット。説明書に従って組み立て、塗装を行い、箱庭のベースに配置するという。田んぼにあたる部分は付属の種を蒔いてガーデニングするもよし、芝生マットを敷き詰めるもよし、各自好きな情景に仕立ててくださいとのことである。

★ お品書き

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