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2004年 8月21日取材2004年 8月24日作成
続いて、のぞみ会のレイアウト展示と、奥武蔵鉄道道楽会のウソ電&レイアウト展示の様子をご覧頂きたい。
上段右の写真はNゲージではないが、小さなスペースを動き回る車輌がなかなか面白いので掲載。猫バスや青ガエルなどがあるが、これらは動力機構を含めて自作とのことだ。手軽に、アットホームに、楽しめるレイアウトがコンセプト。
中段は個性的なストラクチャである。左はGMキットの工場であるが、くたびれ具合が良い味を出している。右は白や透明のプラ素材を巧みに使った現代的なビル各種で、ぜひ参考にしたい。
下段は気になった車輌。左は東武鉄道の各形式2連で説明不要だが、右の料理運搬列車は謎の存在。機関車はBトレ改造だし、貨車には100円のおもちゃ景品の「食シリーズ」(ユージン製品)が載っている。当然、車輌限界を超過しているので走行はできない。笑いの要素も持ち合わせているようである。
毎年恒例のウソ電コンテストを開催している奥武蔵鉄道道楽会である。実車に迫る勢いのコーナー、ウソ電コーナー、そしてモジュールと、すべてにおいて投票・集計を行っている。団体内で技術の磨き合いといったところだろう。新作も入っての力作揃いで、ウソ電の中には実在していても違和感のないものまであるから不思議である。モジュールも手が込んでいる作品ばかりで見ていて飽きない。
個人的には、実車コーナーの「GM80系の可能性」、ウソ電コーナーの「EH10・JR貨物更新塗装」、モジュールの「奥天竜峡」の3作品をお勧めしたい。GREENMAX製品の80系電車は、様々なバリエーションがキットで発売されているが、組み合わせや加工次第で何とでもなる一品。私もそのうち挑戦したい。EH10のJRF塗装は違和感が無いのが不思議な一品。廃車されずにJRFに引き継がれていたら、こんな更新をされたのではないかという予想は納得できる。奥天竜峡レイアウトはBトレインショーティー用であるが、渓流や山などがリアルに再現されており、大変実感的。なお、これらに票を投じたかどうかは秘密。
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