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■ ユニトラックとの接続
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あいにく、当方はTOMIX製のレールしか持ち合わせていなかったのだが、今後のジオラマ作成や発展性を視野に入れ、試験的にKATO製のレールであるユニトラックを数本購入し、接続を試みた。
左の写真をご覧いただくとわかるが、ジオラマレールとユニトラックは接続が可能であり、道床の幅、バラストの色、枕木の色までそっくりである。ただし、ジオラマレールに使われているジョイナー(右写真)は、ユニジョイナーと比べると長いためにユニトラックとの接続には使えない。ジオラマレールとユニトラックを接続する際は、ユニジョイナーを用いる。
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■ 並べてみよう
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ユニトラックと並べても違和感が無い
ジオラマレールの線路の脇、ジオラマスペース部分にユニトラックを並べてみた写真である。バラストの色が良く見ると違うのだが、遠目で見ると違和感を感じない仕様である。ジオラマレールの脇にユニトラックを配置することで、複線〜複々線の再現も悪くないかもしれない。しかし、そんなことするくらいなら最初からユニトラックだけ買えば良いではないかという意見も出ることも必至である。
グレーのレールを並べれば・・・。
そこで、グレー成型のTOMIX製のレールも一緒に並べてみた。なお、写真のレールはファイントラックではない。どうやら、ジオラマレールのフリースペースには、3本の線路を並べることができる。既存のレールと合わせれば複々線としての利用が可能のようである。
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■ さらに並べてみよう
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ジオラマレールの直線レールを2枚複線として並べ、その両脇にユニトラックを配置すると上記のような状態になる。複々線としての表現も十分可能であるが、いよいよジオラマレールが主役には見えなくなってきた。どれが本線で、どれがダミー線なのかもわかるまい。やっぱり、そんなことするくらいなら最初からユニトラックだけにすれば良いではないかと言われてしまいそう。
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■ ユニトラック併用による拡張性
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こちらの写真は、先述したジオラマレールの脇にユニトラックを配置したものである。適当に車輌を並べたところ、にぎやかな感じになった。これを中心にしてジオラマを考えてみるのも悪くないと思われる。ジオラマレールの複線間隔が広い点も、両脇にユニトラックを間隔を縮めて配置すると、さほど目立たなくなり、線路別複々線の雰囲気に少しはなるようである。
ジオラマレール単独でも何らかのジオラマ作成はできるであろうが、拡張性を考えるとユニトラックと併用せざるを得ないような気がする。ただし、見た目は良く似ていても、レールの長さがジオラマレールとユニトラックでは大きく異なるので工夫が必要である。
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■ お品書き
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