■ 2001年06月02日(土)
今日これから向かう先は柏自動車教習所で、もちろん、これは松戸でもなければ我孫子でもない(注:1)。柏教習所送迎バスを待っていた所(注:2)でバビー氏に遭遇、なんだか予想通りである。バスは妙な細道をスイスイ進む(注:3)。未開の奥地に辿り付いた先には、タクシーに良く似た奴(注:4)が多数生息している地域があった。とりあえず、柏教習所に着いて真っ先に行ったのはお手洗いというけっこうアホなことをしている自分がここにいたりする。この地にしばらくの間はお世話になることであろう。いろいろと手続きをする。説明を受けたあと、また送迎バスに乗り柏へ戻る。なんだかやたらドタバタしていたという記憶だけはある。
注1:松戸自動車練習所グループには、松戸自動車教習所、柏自動車教習所、我孫子自動車教習所の3校があり、それぞれの頭文字を取ってMKAグループと名乗っている。
注2:柏駅西口には、東武バス乗り場のほかに企業バス乗り場というレーンがあって、企業、病院、自動車教習所などの送迎バスはここから発着する決まりになっている。
注3:柏教習所は、住宅密集地の中にあるため周囲の道路は大型車の行き違いが難しい道幅の道路しかないのである。
注4:タクシーに似たヤツといえば、トヨタ・コンフォート。柏教習所の教習車はコンフォートとなっている。なお、数年前まではマークIIだったらしい。
■ 2001年06月03日(日)
柏に着き、昨日と同じく柏教習所へ行く。しばし待って、形式上の「式」、いわゆる入所式に出席する。配られたのは、持って帰ってはいけない教習原簿とそうでないもの。ひとまず、いろいろ注意事項を聞くなどして最初の1時間が終わる。続いて行われたのは、適性検査というやつで、ある法則に従い、絵図を選ぶなどする。これでなにやらわかるらしい。これでまた1時間が終わる。そして今日の最後に先行学科というものが1時間あった。いずれも、タイムスケジュールに従い坦々と進む。
そんなわけで、3時間ほどで今日のイベントが終了する。そろそろ16時で、実はまだ昼食をとっていなかった。無性に香辛飯屋(こうしんはんや)の竜田揚げが食べたくなったので、柏教習所から香辛飯屋まで歩いていくことにした。記憶にある地図と勘をたよりに適当に歩く。人気のない静かな道をずーっと歩いていくこと15分、やっと香辛飯屋のある通り(県道47号線?)に出ることが出来た。途中の道はあまりにも人がいなかったし、どこかの会社の敷地内を歩いているみたいだったし、ちょっと不安なものがあったりした。でもまぁ、通ったことのある大きな通りに出たのでちょっと安心である。どうやら、若柴のあたりに出たようだ。続いて、この通りに沿って10分ほど歩き、十余二方面へ向かう。柏教習所を出発して25分、やっと香辛飯屋に到着することができた。
思い付きの街探検はなんとか無事に目的地に着くことが出来たのでよかったが、われながら危ないなと思う所である。そんなわけで、16時半という時間に昼食である。「竜田揚げカレー」に「きなこと蜂蜜のアイス」を加えてちょっと豪勢にしてみる。これもカレーの割り引き券があるからできることだったりもする。ここでしばし30分ほど過ごし、十余二バス停より柏駅に向かう。とりあえず、今日はこれで特に用事もないので、帰宅。
■ 2001年06月06日(水)
夕方から教習所に行くことにした。雨の中トヨタ・ハイエースを待つ(注4:)。今日は初めての学科教習っていうやつである。道路では左側を通ることとか、交差点では徐行とか、安全な車間距離を保ちましょうといったお話を聞いたり、ビデオを見たりしたのだ。そんなわけで、夜に3コマ連続の学科教習で終わったのは20時となった。予約は当分先まで一杯になっているらしく、タクシーに似た奴に乗れる日はまだまだ先になりそうである。ちなみに、そのタクシーに似た奴は、ネットオークションに出まわっているらしいと、ハヤカワさんは言っておられた。
注5:柏教習所の場合、柏駅発着の送迎バスはトヨタ・コースターであるが、それ以外のルートの送迎バス3台はトヨタ・ハイエースの大きいヤツとなっている。
■ 2001年06月08日(金)
大学の演習実習で都内にある博物館見学に行っていたのだが、それが終わったあと一気に柏にとんぼ返りして、学科教習を受けることにした。今日の夕方は3コマ連続の学科教習があるので、それに出ておこう、というわけなのだ。しかしながら、時間も時間で、結局の所は3コマのうちの3番目のコマだけ受けることになった。で、待ち時間などに電話がかかってきたりといろいろ忙しいことになる。たった1コマを受講するためだけに柏にとんぼ返りというのもいかがなものかと思った一日であった。しかも、教習所に傘を忘れていったことに気づいたのは、そのあとのことであった。
■ 2001年06月14日(木)
夕方になり、教習所に行く。送迎バスにて同じゼミのK氏と遭遇。とりあえず、ここには他にも知っている人がいそうな気がした。今日は学科を2コマ受講、19時になる。学科の方はちゃんと覚えられるのか。いろいろ覚えなければならないことが多数あるようだ。しかし、それらは社会的常識という気がしてならないのも確かだ。
■ 2001年06月16日(土)
夕方、教習所に行くため送迎バスを待つ。今回は学科が一コマと乗車一コマである。学科の方はこれで7コマ目になるわけで、あとちょっとである。で、問題の乗車のほうは、今日が初めてである。教官から、タクシーに似た奴の基本的な操り方、それにその他の関係部分の説明を聞く。教本で多少は予習してきたとはいえ、覚えるべき箇所が多数あるため大変である。で、実際に運転してみても、動かすのが精一杯といった感じである。とりあえず、今日は初めてってことで、多少は多めに見てもらえたようだが…。何事も慣れというものが必要である。
■ 2001年06月17日(日)
昨日に続いて乗車である。例の如く、タクシーに良く似た奴の操りをするのである。今日はハンドル操作にギアチェンジと速度調節なんてものが加わり、苦戦する。コースを何周かしているうちに、ある程度は分かって来たが、思うように手足が動かないものである。冷や汗ダラダラ、乗車後は脚がフラフラという状態であった。さて、どうなることやら。そして、次回はいつになるのやら。予約は恐らく暫らく先まで一杯と思われる。できれば忘れない内に、次があった方が良いのだが。
■ 2001年06月22日(金)
18時過ぎまで大学に残ったあと、教習所に行くため送迎バスを待つ。例の如くバスは遅れてきた。ここで大学の後輩バビー君とその彼女に遭遇したため、一緒にバスに乗り教習所へ向かう。ちなみに、今日は学科教習である。追い越しの仕方などが、教習項目であった。
■ 2001年06月23日(土)
このあとは例の如く教習所にて第1段階最後の科目の教習である。これにて、学科は全部受講したことになるので、効果測定なる試験を受けることが可能になる。が、タクシーに似た奴に乗る回数がまだまだあるので、第1段階の修了はまだまだ先の話しである。今日は時間があるので、キャンセル待ちをしてみることにした。が、結局今日は乗車することができずまた後日ということになる。
■ 2001年06月24日(日)
今日もキャンセル待ちをすべく、まず先に教習所へ向かう。が、送迎バスに乗り遅れてしまった。そんなわけで、東武バス[若柴循環]に乗車し、最寄のバス停から歩く。バス代は190円かかっている。そんでもって、キャンセル待ちリストに名前を書いて、撤収。こんどは東武バス[市内循環]に乗ってみる。こちらもバス代は180円かかっている。まぁ、どちらにのっても3〜5分は歩くことは確かだ。(注:6)
所用終了後、教習所へ向かう。またもや送迎バスに乗り遅れたため、豪勢にもタクシーに乗車する。が、運転手が道を2回も間違える。そんなわけで、料金は負けてくれて900円。バスで行くより遥かに高くついたが、負けてくれなかったら1200円くらいしていたかもしれない。なんとかキャンセル待ちの時間に間に合ったものの、名前を呼ばれることはなく、本日のキャンセル待ちは失敗に終わる。そんなわけで、そのまま撤収、送迎バスに乗りこみ柏駅へ逆戻りである。
注6:柏教習所の近所には東武バスの停留所が2箇所あり、2路線を利用することができる。よって、送迎バスに乗らなくても路線バスで行くことが可能である。
■ 2001年06月26日(火)
丁度今日は暑い時間帯にて教習所へ行った。教習内容は乗車であるが、外周コースをぐるぐる走り回るというやつである。タクシーに似た奴の操作は少しずつ慣れつつあるが、クラッチ操作がまだまだ怪しい所である。ちなみに、今回は雑談しながらの教習という感じであった。
■ 2001年06月28日(木)
夕方、教習所へ行き、タクシーに似た奴の操作練習。今回は、8の字に走行するということ。外周コースを走ったら、中心部のルートを通って、中央の信号付き交差点を通過、また外周コースに戻るという走りかたである。柏教習所は直線距離があまりないので、ハンドル操作が頻繁にあるので、そこんところが大変である。ハンドル操作は良い感じらしいが、クラッチ操作が相変わらず怪しいところで、今日の教習は終了となる。といったところで、送迎バスに乗り大学に戻る。