会場発表・漁港&漁船
会場発表その2は、建物コレクション「漁港」と情景コレクション・情景小物「漁船」である。現在開発中ということで、試作品で作ったと思われるジオラマの写真パネルだけが展示されていた。発売時期、価格は未定と書かれている。
ジオラマコレクション各種
これまでに発売されたジオラマコレクション各種の中から、建物コレクションや情景小物が展示されていた。また、手前には今後発売予定となっている製品の未塗装試作品が展示されていた。
建物コレクション・駅C
2008年4月に発表された建物コレクション・駅Cの試作品。小さな貨物用ホームと、農業倉庫の建物がセットになっていて、色違い2種類が予定されている。かつて日本中の各駅で小規模な貨物が取り扱われていた頃を象徴する建物である。現在でも地方に行くと使われていない貨物ホームであるとか、農協倉庫に転用されて倉庫が残存しているケースがあり、名残を確認することができる。
建物コレクション・電車庫
こちらも2008年4月に発表された電車庫Aの試作品。短編成の小型電車が1編成程度収容できる規模の電車庫で、色違い2種類が予定されている。地方の私鉄で見かける小規模な車庫をイメージしたものと思われる。告知された仕様によれば、各自で加工すれば複数を繋げることも可能ということであるので、もう少し長い車庫に改造することも可能と思われる。
建物コレクション・駅A&駅B
建物コレクションの駅Aと駅Bである。これまでジオラマコレクション系の駅というと、街並みコレクションの第4弾に収録されていた駅舎と島式ホームのみであったが、このように相対式ホームの駅が2種類加わることになる。昔の鉄道風景としての利用や地方の鉄道路線の駅としての利用が考えられる。もちろん、腕に自身のある人は、屋根や現代風の備品を取り付けたり既製品のホームを継ぎ足したりして、都会に昔から残存する駅にアレンジする、そんな素材としての利用も可能だろう。
情景コレクション「情景小物・バス停A」
情景コレクション「情景小物・バス停A」(都市型)は、都市部で見かける屋根付きのバス停。整備された道路や駅前のロータリーでよくありそうな風景である。色や小物などの仕様が違う2種類がセットされる予定である。なお、写真の通り展示品は未塗装の試作品であった。
情景コレクション「情景小物・バス停B」
情景コレクション「情景小物・バス停B」(田舎型)は、地方や郊外にありそうな待合所(いわゆるシェルター)があるバス停である。個人的にはこのタイプのバス停はそのバス路線の歴史が長く、かつ道路がある程度整備されている箇所で見受けられる気がする。さて、ご覧の通り、バス停はA・Bともにベースもセットされているため、バスコレや人形(フィギュア)と組み合わせてミニジオラマとして飾ることも可能とのことである。