いすゞBU04型バス・実物
おもちゃ団地グラウンドで一番注目の展示物といえば、国際興業バスのいすゞBU04型バスの実物展示であろう。実は「トミーテックバスまつり」とも称されていただけあり、注目度抜群である。タイムテーブルによれば、1時間おきに車内見学タイムと、撮影タイムが行われていた。
いすゞBU04型バス・エンジンルーム
撮影タイムには、エンジンルームの公開も行われた。もちろん、エンジンをかけた上での展示である。古いバスであるが、ちゃんと稼動状態にあり、独特のエンジン音が聞こえていた。どちらかというと、ポンポン船に似たリズムを刻んでいる音であった。
いすゞBU04型バス・車内
車内には他にも見学者の方がいたので人が映っていないこのような写真を掲載しているが、ご覧の通り大変古めかしい内装である。床は板張りで子供の頃に乗ったバスを思い出す。窓ガラスには岩手の広告のシールが貼ってあったほか、直前の登録番号が岩手ナンバーだったので、どうやら国際興業からグループ会社の岩手県交通に移籍し、国際興業に里帰りした車体のようである。
いすゞBU04型バス・運転席
こちらが運転席。最近のバスに比べると機器や計器類がとてもシンプルなような気がする。
ポップと実物
掲示物にはスペックなどが書かれている。なんと昭和55年式。この掲示物によると、このBU04型バスは今回のイベントを以って国際興業バスからトミーテックへ譲渡されて保存されるそうだ。
いすゞBU04型グッズ
TOMYTECでは、このバスの模型を発売している。写真左はトミカリミテッドヴィンテージネオ(1/64スケール)で、国際興業バスカラーと岩手県交通バスカラーの2種類がある。写真右はTHEバスコレクション「国際興業グループセット」(1/150スケール)で、国際興業バスが主催もしくは参加しているイベント会場でないと買うことが出来ない限定品である。
トミカリミテッドヴィンテージネオ・BU04
トミカリミテッドヴィンテージネオの国際興業バスを非公式側から撮った写真。1/64スケールのミニカーでバスとなるとけっこう大きいような気がするが、その分存在感も一入か。