しらこばと車輌工場

Google

トップSUPPLEMENT  > ローカルバス資料集  > 飯島興業バス > 特定バス

飯島興業バス

 飯島興業株式会社は埼玉県吉川市に本社のあるバス会社で、越谷市、吉川市、三郷市に路線を持つ。元々は貸切事業のみを行っていたが、乗合事業にも参入したこともあり路線バス網を少しずつ拡大させている。

※新越谷駅東口=南越谷駅南口である。同じ3番乗り場に発着しているが路線ごとに停留所の名前が異なるので注意。
※路線図や時刻表などの詳しい情報については飯島興業グループの公式サイトを参照のこと。

 なお、外から見た限り車体には社番の記載が見当たらないため、このページではナンバープレートの下の桁を社番の代用として表記している。

【特定】流通団地線(当時)

 先述した流通団地循環線は今では乗合バスであるが、かつて2005年9月までは協同組合越谷卸センターから委託された特定バスとして南越谷駅南口〜流通団地間を運行していた。下記は、その特定輸送時代の写真である。

2160号車(社番不明)

飯島興業バス/エアロスター
撮影日:2001/04/02 新越谷駅入口交差点
飯島興業バス/エアロスター
撮影日:2001/11頃 新越谷駅前通り

 三菱ふそうバスの初代エアロスターである。形状から察するに1984〜1993年の間に新呉羽車体工業で作られたエアロスターKと思われる。また、ナンバープレートに注視すると、大宮ナンバーとなっている。関東運輸局春日部自動車検査登録事務所が設置されて春日部ナンバーが誕生したのは1990年であるため、1990年以前の年式であることが推測される。

 前後扉で、前後とも折り戸となっている。こちらの路線はチケット制で、前乗り/後降りというルールとなっている。車体色は白と青の2色を用いていて、先述の183号車とほぼ同様の塗装である。側面には協同組合越谷卸センターのロゴが描かれている。飯島興業では珍しく側面に広告枠が設置されているが、使われたことがあるのかどうかは不明である。方向幕は白地に青字で「南越谷駅‐流通団地」と表示されているが、可動式かどうかは不明である。側面に方向幕は無い。

 2160号車は2003〜2004年頃から姿を見かけなくなった。316号車に置き換えられる形で廃車となったか、他の貸切輸送に転用されたかのいずれかと思われるが、前者の可能性が高いと推測される。

戻る

本ウェブサイトに掲載している文書・画像等の無断転載を禁じます(リンクバナーを除く)。
キットの製作や模型の改造といった作業の実践は自己責任であり、状況によってはメーカー保証対象外になる可能性があります。
本ウェブサイトの利用により、いかなる損害が発生しましても、一切の責任を負いかねますのでご注意ください。

©2002-2008 Copyright by YUHIKO. All rights reserved.