西部警察研究
 

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よく出てくる企業。

 こっちはいわゆる西部警察署のご近所さん達ですね。いつも事件に巻き込まれそうで巻き込まれている会社、施設などをご紹介。城西ローカル地域を知り尽くせっ!

■ CORNER LOUNG(コーナー・ラウンジ)、通称:カド屋

 朝比奈さんがマスターをしているバーで、木暮捜査課長はその常連さんなのだ。大門部長刑事や二宮係長が来ることももちろんある。店の奥では幸田薫ちゃんが持ち歌を披露しているが、これが挿入歌なのだ。捜査に行き詰まったらここへ来よう。気になることは、課長以外の常連さんをあまり見たことが無いコトかな。あ、あとメニューね。

■ スナック・セブン

 PART-II以降、大門軍団がよく集まるスナックである。アイ子、美代子は歌っているだけでなく、店員としても働いている。鳩村、平尾、北条らは朝食をここでとることもある。また、捜査課室などへの弁当の出前も承っている。ここで課長はよく酒を嗜む。飲み会の他に、ちょっとしたパーティーなんかもできちゃったりして、なにかと便利だ。なお、和風スパゲティを食べていることが多い上に、これは箸で食べることが大門軍団のルールかもしれない。ところで、ママはどこへ行った?

■ 城西警備保障(株)

 西部署管内にある銀行や宝石店などの防犯警備システムを設置している。また、企業の給料を運んだり、スーパーの売上金の回収などの現金輸送も担当している。いずれにしろ、悪者に狙われやすく、警備員の死者数はかなりのもの。これは労災であろう。しかし、そんなによく狙われるんだったら、予め大門軍団に連絡をしておけばいいのに。とりあえず、白地に黒帯のセドリックワゴンにピンと来たら、きっと事件が起こります。

■ 城西交通(株)

 西部署管内を走るバス会社である。バスが爆破されたり、車内で殺人事件が起きたり、運転手が狙撃されたり、挙げ句の果てにはバスジャックされたりと、ありとあらゆる災難続きのバス会社。これだけいろんな事件に巻き込まれるバス会社は日本中さがしてもここくらいしかないでしょう。きっと東京バス協会もびっくりです。この城西交通については、「がんばれ!城西交通」をごらんあれ。

■ 各種金融機関

 西部警察では、亜細亜銀行西部支店、東都信用組合城西銀行西部支店、中央銀行西部支店、西海銀行西部支店、西部信用金庫城西相互銀行といった金融機関が確認されている。いずれも、西部署管内にある銀行や信用金庫であるのでそれらしい名前ばかりがずらずらと並ぶ。金利がどのくらいなのか気になるところだ。

 城西地区の支店はよく銀行強盗に狙われる。強盗に押し入られた時に、通報ボタンを押した行員は決まって銃で撃たれる。行員が何人もいるのに誰が押したかすぐに気付いた上に弾を速攻で当ててしまう犯人はかなりの銃の腕だが、なぜか団長にはかなわない。また金庫を開けるのはだいたい支店長と相場が決まっている(あたり前か…)。

 これらの都市銀行などのほかに、現実世界では日本銀行であろう、日本国際銀行という銀行も登場することもあるので要チェックである。

■ 近隣警察署

 どうも管轄地域がよくわからん西部警察である。近隣警察署もいくつもあるのだが…。

 東部警察署は、谷刑事や桐生刑事、北条刑事が西部署に赴任する前にいた警察署。なんと、悪役で登場しやすい八名信夫も東部署員の役で登場したこともあるのだ。ちなみに、東部署の覆面パトは白い。

 城西警察署城東警察署城南警察署城北警察署については、いずれも実在する警察署によく似た名前で、東西南北が揃っている。このうち、城西警察署はよく登場するのだが、城西地区は西部署と城西署が接して管轄していると考えられる。それだけ近いということを考えると、城西署管内から西部署管内に悪党は移動しやすいのかな?なお、城西、城東、城南の3警察署は名前がよくにているので混同しないよう、気をつけたいところだ。

 このほか、近隣というわけではないようだが、水上警察署上野警察署が登場したこともある。水上警察は、船を使った事件に協力を要請したときに登場した。

 番外として港警察署(神奈川県警)の名前が劇中、登場したことがあった。港署については「あぶない刑事」で登場するものと同じなのかな?舘ひろしもあぶ刑事に出てるし。なお、山県は西部署に異動する前は、横須賀江南署(神奈川県警)に赴任していた。

■ 大学

 東都大学城西大学城南大学という大学のキャンパスが城西地区にあるようだ。東都大学は「名探偵コナン」にでも登場しそうな名前であるから、地域的には近いのかな、なんて思ったりもする。城西大学は実在する大学と同じ名前であるが、一切関係がないので気を付けよう。あくまでも、「城西地区にある大学」という設定である。これらの大学が事件の舞台となるときは、クビになった教授や職員がなんらかのかたちで関わっていることが多い。

■ 医療機関

 城西病院城西総合病院城西中央病院城西大学付属病院などなど、名前を聞くだけで大きな総合病院を思わせる医療機関が城西地区には軒を連ねている。これは城西地区での犯罪によるケガ人などがあまりにも多いということの現われなのだろうか。そんなことを考えてしまう。

■ 個人タクシー

 タクシー強盗はだいたい個人タクシーばかりが狙われる。法人タクシーが狙われないのは何故なのだろう…。ちなみに西部警察で登場する個人タクシーには「MT」なのか「HT」なのかよくわからないロゴが入っている。個人タクシーって言うのは、カタツムリマークか提灯マークでは?と思うのであるが。

 そんなPART-Iでは個人タクシーであったはずのこのロゴのはいったタクシーは、気がつけば、PART-II、IIIになってからは立派な法人タクシーになった。これは不思議だ。

■ ○○政治経済研究所

 用途不明の施設。実際には何を研究しているのかよく判らない。寧ろ何も研究していないのではないかと疑わしい。西部警察の世界ではこういう謎の研究所が暴力団とつながっていたりするのである。これはこれで不思議だ。