警視庁西部警察署捜査課の部長刑事で主人公。部長刑事っていう肩書きが一般人的視線で見ると謎である。
メンバーの中で、唯一マシンガン(レミントン)を使う刑事でもある。その腕前はかなりのものなのだが、なんとオリンピッククラス。事件発生現場でも的確に容疑者に当てる。あんな銃で撃たれたら吹っ飛んじゃうよというツッコミは誰もが言いたいところだが、そこはあえて触れないのがルール。どっちが悪役だかわからないが、サングラスに撃たれたらとりあえず、倒れろ!
初期の頃は黒塗りセドリック、マシンX登場後はマシンX、サファリ登場後はサファリだったりマシンXだったりと、特殊車輌が登場すればそれに乗れるのが団長の特権でもある。しかし、スーパーZとマシンRSが登場したときは、RSに乗ることはなくスーパーZ一筋になるのであった。
家族構成は両親を早くに亡くし、妹の大門明子と二人暮し。故に、「兄妹」(きょうだい)という似た境遇の被害者の事件に足を踏み込むと、人情ダムが決壊。怒涛の如く容疑者をいつもより多めに撃ちまくる。というより、何かときょうだい二人だけという家族設定の被害者が登場するストーリーが何本かあるのが西部警察の特徴でもある。
どんな銃撃、爆発に巻き込まれても不死身であった大門。ところが、Part3最終回で容疑者集団の生き残りから撃たれた渾身の一発が致命傷となり殉職。えーッ!