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SUPER BELL''Z(すーぱーべるず)。 DJ/VOCAL:野月 貴弘 CHORUS/KEYBORDS:少覚 一 ELECTRIC GUITAR:中島 啓貴 |
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ディスコグラフィー
「MORTOR MAN 中央線/新幹線ひかり」('02.01.30.発売!)
「FORMULA MAN」
「MORTOR MAN Vol.3(仙台編&京浜急行)」
「スーパーベルズファン」
「老・ラッパー」
「MORTOR MAN Vol.2(大阪編&上野発最終便)」
「MORTOR MAN」
「MORTER MAN(秋葉原〜南浦和)」
etc.
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「車掌DJ」という言葉を耳にしたことが無い方でも、電車の車内放送を音楽にしてしまった人たち、ときけばわかるであろう。SUPER BELL''Zのみなさんとは、文字通り、車内放送を本当に音楽に載せてしまったなんともグルーヴな方々なのである。 「MOTER MAN(秋葉原〜南浦和)」を初めて聴いたとき、私は耳を疑ってしまった。これは電車内で録音したものを編曲し、つなぎ合わせて作ったのではないだろうか、と。でも、良く聴いてみると実際の音とは違う、まったくオリジナルの曲なのである。一瞬、本物の車内放送と間違えてもおかしくないほど、クオリティーは高いものではないだろうか。 関東地域の電車にとどまらず、名古屋編、大阪編、仙台編と、鉄道主要都市へ次々と舞台を替えて作品が作られていく。いわば「ご当地ソング」が車掌DJとして作られていくのである。車掌DJな曲は、世相をあらわす人情的な内容が歌詞に含まれている。あるときは、人身事故はJRにも乗客にも、沢山の人に迷惑をかけるのだということを訴えたり、最終電車に乗り遅れてしまった人たちを表現したりとさまざま。そして、「車掌DJ」だけではなく、一般の世相を風刺した「一般的な楽曲」も作られ、一味違った音楽を楽しむことができる。電車以外の職業モノ、日常モノ、人々の心の奥底に潜んでいるモノなど、身近な題材にも、そのような日本社会を表すところを突いていることが作品を聴くことによって読み取れる。車掌DJ以外の曲について私は、現実味がなさそうでありそう、かつ、非常に内容はブラックジョーク的である、と思っている。しかし、それを音楽にすることで、世間に訴えかけているところがまたよいような気がする。 さて、SUPER BELL''Zの楽曲だが、カラオケで数曲収録されているところもある。実際に挑戦してみると、なかなか難しい。車掌DJ、甘く見る事勿れ。 |
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