撮影日:2007/07/06 越谷貨物ターミナル入口交差点付近 |
撮影日:2007/07/06 越谷貨物ターミナル入口交差点付近 |
※自家用車のため画像の一部にぼかし処理を施しております。 |
2001〜2002年頃に新車で導入されたと推測される従業員専用の送迎バスで、自家用車である。南越谷駅前に乗り入れるバスの中では唯一の7E車体のバスとなっている。
車体は富士重工業製の新7E、足回りは日産ディーゼル工業製のUAとみられる。扉は前・中の配置で、中扉は引き戸となっている。最近では珍しくなったツーステップ車となっている。客用窓は逆T字となっている。屋根上には何もなくすっきりしており、必然的にエアコンは内蔵と考えられる。調べてみると、このバスと近い仕様の車両が、西東京バスに特定輸送用として2台(社番:特定29、特定30)が在籍している模様だ。
外観の特徴であるが、7Bではなく7Eのため、方向幕が設置されている点がポイント。前面、側面、後部全てに「昭和図書(株)」と表示されているが、可動式かどうかは不明である。フロントガラス、運転席サイドの窓、前扉を除いてスモークガラスとなっていて、車内の様子は外からは見え難いようになっている。一瞬、路線バスと見間違えそうな仕様であるが、良く見ると違うということがわかる。
前扉周辺 |
中扉周辺 |
後部周辺(拡大) |
(3枚とも)撮影日:2007/07/06 越谷貨物ターミナル入口付近 |
車体色はクリーム地に赤色と茶色の2本の帯が配してあり、暖色系にまとめられている。上記の拡大写真をもとにして帯の塗り分けのポイントをまとめると次のようになる。
- 帯は車体後部に向かって太くなるが、赤帯の上底の高さは変わらない
- 2色とも後部で分岐して交差する
- 後部で上に向かって伸びる赤帯は短いのに対して茶帯はサッシの下底に到達している
- 茶帯は側面にしか入っていない
- 茶帯の末端は後バンパーと同じ太さになっている
- 前バンパーと前扉の間にも茶帯が入っている
- 扉部分では車体断面にも帯が入っている
- バンパーは前後共にクリーム色である
側面の「Showatosyo」というシンプルなロゴを良く見ると、ヘボン式と訓令式を混在させたデザインとなっている。
個人的に思うに、窓のサッシが黒塗りであれば、スモークガラスと相まってさらに引き締まったかもしれない。