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材料
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種車紹介
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WIN製の101系。そのままの状態ならば、大昔の山手線、ちょっと昔の中央総武線、南武線、鶴見線などの再現が可能である。車体の形状はTOMIX製の103系と近似している嵌め込み式である。ヘッドライトやテールライトの点灯はない。床板はTOMIX製に酷似しているが、台車はGREENMAX製品を嵌め込むことになっているアイデア製品。
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分解/加工
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先頭車は加工ならびに塗装が必要になるため、床板 → 側面窓ガラス → 前面と妻面の窓ガラス → 屋根板の順に取り外し作業を行う。
デハ1000になるクモハ100は本来、ジャンパ栓受けが無いので削り落とす。ヘッドライトの縁は目立つものではないが一応削り落とし、GREENMAX製101系キットに入っているシールドビーム用のパーツを取り付ける。
また、これにあわせて前面の窓ガラスパーツのヘッドライト部分も切り落とす。そのままだと嵌め込むことができない。
屋根は秩父鉄道のアンテナを取り付ける。これもGREENMAX製101系キットに入っている。ここで気付いたのはWINの製品は信号炎管すら付いていないのね…。こだわる方は信号炎管のパーツをKATOのASSYパーツあたりからどうぞ。私は無視して作業続行。
床板については、先頭部はTOMIX製のボディマウント式のTNカプラーを取り付ける程度。台車であるが、先頭部の台車はTNカプラーの取り付けに伴い、カプラー部分を切り落とす。また、妻面になる台車はアーノルドカプラーからKATO製のKATOカプラーA密連形に交換。
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塗装
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シールドビーム化したヘッドライトとその周辺、ジャンパ栓受けを削った跡については黄色5号で塗装が必要である。手をかけたい方は一旦塗装をすべて落として行ったほうが良いかもしれない。
屋上機器は、ベンチレーターのみ灰色で塗装。本来は、屋根板もダークグレーで塗装したほうが良いだろうが、今回は省略。
なお、色差しについてだが、Hゴムもサッシの表現はすべて窓ガラスパーツに最初からなされているので作業不要である。
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ステッカー
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GREENMAXの101系キットのステッカーと、CROSSPOINTの秩父鉄道1000形キットのステッカーをそれぞれ組み合わせて貼り付け、装飾していく。行き先方向幕の種類は、後者のほうが多いのでいろいろ楽しめる。帯のステッカーを切り抜く際には定規は必要である。できれば金属定規のほうが良い。
本来は妻面も帯が入るのだが、このステッカーは妻面の分が入っていないので省略する。気になる方は、同じステッカーが余っているようであればそれを用いるのが良いだろう。
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表面保護、その他
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色差し、ステッカーを貼りつけを終えたところで、表面保護としてクリアを吹き付けるのが妥当。しかし、今回はこの作業は省略した。クリアの吹きつけを行ったら、すべてのパーツの組み立て作業を行う。付属のテールライトレンズの取り付けも忘れずに。
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作品画像
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パッと見た感じの印象は良さそう。
同じものをもう一本作成。秩父鉄道の車輌が増えた。